あなたの素敵な旅の思い出づくりのお手伝いをします。

二十四節気」（にじゅうしせっき）

４月１９日～５月４日頃　二十四節気「穀雨（こくう）」

「穀雨（こくう）」は、穀物を芽生えさせる恵みの雨が降る頃のことです。あれほど華や
いだ「ソメイヨシノ」のさくら並木も、今は葉桜になって花見客の賑わいも一段落した
ようです。広島の平和記念公園内の銀杏の木も、今は薄い若葉で覆われています。農家
では、田を耕し水を引き入れ田植えへの準備に繁忙期を迎えます。「苗代」では蒔かれた
種籾が発芽し、稲の苗に大きく育ち、５月頃から始まる田植えに備えます。
このころ朝早く小学生の登校時に、高学年に囲まれて、黄色い交通安全のシートを付けた
ランドセルの児童の姿が見受けられ、幼稚園とは違った笑顔に、思わず応援の声を送り
たくなります。

ミニガイド

　 被爆樹木【縮景園】

「縮景園」は爆心地から１.３５ｋｍ離れた処にあります。爆心地から半径約２ｋｍ以内は、
人も建物・樹木も壊滅的に破壊され全焼されたとされております。被爆後７０年間は草木も
生えないだろう言われましたが、翌年には「アオギリ」をはじめ多くの樹木が新芽を出し、
ヒロシマの人たちに復興への生きる勇気を与えたました。これらは「被爆樹木」とよばれ、
現在約１６０本余り生き続けております。ここ縮景園も全てが破壊・消滅しましたが、現在
３本の「被爆樹木」が生き続けております。「イチョウ」「クロマツ」「ムクノキ」です。
とりわけ「ムクノキ」が近年劣化が著しく、毎年春に新芽が出るかと心配されております。
今度は私たちが「ムクノキ」に生き続ける「力」の声をかけてあげたいと思います。

　　　　　「イチョウ」　　　　　　　「クロマツ」　　　　　　　「ムクノキ」

　 ガイドの様子「待受けガイド」【縮景園】

３月１３日（水）1３時　快晴
もうすぐ「春分の日」。一時の春を思わせる日差しが濯纓池のみなも（水面）にやさしく
跳ねておりました。今日も多くの外国のお客様が次々とお見えになり、それぞれのスタイ
ルで縮景園の早春の空気を満喫戴いておられる様子でした。

ひろしまのようす