次回の更新予告;7月22日「大暑」です
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二十四節気」(にじゅうしせっき) |
2025年7月7~7月21日「小暑」(しょうしょ)
「小暑(しょうしょ)」(7/7)は、暦では、梅雨明けが近づいて、暑さが徐々に
増してくる頃とありますが、今年の梅雨は6月の末には明けてしまい、このころ連日
熱中症アラートが発令されている状況です。いつもは雨に濡れてとても美しい花びら
を長く見せてくれましたが、今年の縮景園の紫陽花は、早くから厳しい夏の太陽にさ
らされて、ちょっぴり可哀想でしたね。
この節を五日ごとに区切る七十二節気を順に、
・温風至(あついかぜいたる))あたたかい風が吹いてくる
・蓮始開(はすはじめてひらく)蓮の花が開き始める
・鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える
だそうです。7月6日、縮景園の冠木門をくぐると、花開いた蓮がお客様をお迎えて
おります。花開いた蓮の周りでお客様が写真を撮りながら、何やら、、「蓮の花は4
日くらい、花びらが開いたり閉じたり成長しながら咲くそうよ、、、、」とお連れの
方にお話しされておりました。縮景園の蓮は午前中に咲き午後には閉じて、咲き始め
から3~4日で散るそうです。今のうちに、午前中にが見ごろのようです。
清風館前に進むと、開け放たれた中でお茶の会が催されており、外国の方を含め大勢
のお客様がたしなまれておられました。
ミニガイド 企画展:広島城と基(もとい)のまち
広島城では、現在、「広島城と基(もとい)のまち」と称した企画展が天守閣内で開
催されております。広島城趾がある基町地区は、広島城ばかりでなく、幕藩体制が終
わり廃藩置県、軍都化、戦中、被爆、戦後以降の広島の復興と発展に大きく関わって
きた街です。時代とともに変わるその姿を上空からの地図で展示され、定時には係り
の方から15分程度の解説がいただけます。基町の名称は広島の基(もとい)になっ
た地からとも云われているそうです。現在の広島城天守は2026年3月22日をも
って「広島城天守閣の木造復元」の予定で閉館(閉城)されます。天守閣内には企画
展の他、広島の成り立ち、政治経済文化等の展示が常設されております。長く広島市
民に親しまれた雄姿の広島城は残りあと1年を切りました。復元には長い年数がかか
りそうですので、今のうちに、広島の成り立ちを今一度学び、広島城天守閣の雄姿の
記憶を留めておきたいと思われます。
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ガイドの様子 |
「待受けガイド」【縮景園】 
6月20日(金)11時 晴れ
広島地方は6月9日、梅雨入りした模様だと伝えられました。例年より3日遅く、去
年より11日早くのようです。縮景園の紫陽花は、このところの五月晴れが続いたせ
いか花びらが一部萎れたように見えます。雨に似合う花といえば紫陽花ですから、適
宜な雨が欲しいですね。紫陽花は葉が大きくて葉から水を発散する(蒸散)が多く、
いつも水を必要とし、鉢植えはいつも水やりが必要とのことです。紫陽花は英語名で
ハイドランジアと称し「水の器」の意味のようです。雨が降ると生き生きと見えます。縮景園には紫陽花の開花の標本木があります。今年は6月6日が開花のようです。
今日はお天気もよく、お客様も空いておりましたので、皆様それぞれ静寂な縮景園を
味わっておられました。
「ご予約ガイド」【平和記念公園】
6月18日(水)15時 晴れ
今日は四国から小学生の児童の皆さんをご案内しました。
広島平和記念公園内の碑巡りをご案内させて戴いております。小学校の皆さんからは
「被爆樹木」「原爆の子の像」「供養塔」などのご要望が多いようです。事前の平和
学習への気持ちが窺えるようです。暑い中、皆様ありがとうございました。
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ひろしまのようす |
【縮景園】 7月6日 : 濯永地の畔にも傘の蓮の花が...
【平和記念公園】 7月6日 : 西日本豪雨災害から7年...
【広島城】 7月6日 : 2026年3月22日に天守閣閉館...
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