安芸の宮島廻れば七里、浦は七浦七恵比須”宮島は周囲31キロの長方形の島で、昔は神の島として、島そのものが信仰の対象となっていました。人が住む事、お産をすること、墓を建てること、一切の不浄は許されない神域でした。14世紀頃から人が住むようになりましたが今でも墓を立てる事はできません。
今では島全体が国立公園であり、特別史蹟名勝地天然記念物になっており、日本3景の一つとしてよく知られております。

島の中央にある高い山は弥山(みせん・標高530メートル)です。頂上には弘法大師が修行されたという、求聞持堂(ぐもんじどう)があります。
 厳島神社は1,400年前、推古天皇の御代に始めて創られ、その後 平清盛が現在のように改築されたと伝わっています。本堂の中心の百八間の回廊には、それぞれ燈籠が釣られ、海面に見える姿は大変美しく、又社には市杆島姫命(いちきしまひめのみこと)など三女神が御祀りしてあり、現在は世界遺産に指定されています。
回廊出口側の大願寺は日本三大弁財天です。今は出口となっていますが、かっては、こちら側が入口でした。お社の近くには千畳閣や五重塔、大聖院や多宝塔や宝物館など古い建物が並びいずれも国宝、重要文化財に指定されています。


宮島に関する詳しい情報は下記をご覧ください。
 http://www.miyajima.or.jp/



 

五重塔

西遊記で有名な唐の僧侶「玄奘(げんじょう)三蔵法師」は「法住記」という本を翻訳されていますが、その中に羅漢に関する記述があります。お釈迦様は入滅される前に、十六人の羅漢を枕もとに呼ばれ「私のように涅槃(ねはん)に行くのではなく、永久に人間の世界にあって、人々が徳を養い、仏門に入るよう手助けをしてあげなさい」と言い渡しました。
27メートル、応永14年(1407年)の創建といわれ、唐様を基調にして和洋の手法を融合させ、内部の柱は上部が金襴巻の装飾絵で、内壁には極彩色の仏画が描かれています。
 

千畳閣

 390余年前、豊臣秀吉の手によって建てられた大径堂で、工事の途中、秀吉の死によって 未完成のまま現在に至っています。


 
   

宝物館

 

平家一門や、多くの信奉者がその繁栄を祈って奉納したもので、有名な平家納経33巻をはじめ、およそ3,500点の武器、武具、調度類、舞楽面、楽器などが奉納されています。